服の選び方
関東。お盆weekに入り35℃を超える日が続く。
お盆は帰省しないので、あれこれやることを妄想していたが、あまりの暑さで子ども服のバーゲンだけで終了するかもしれない。
バーゲンでは、とても安く服を買えた。
春物が売れ残り70%オフなんてザラ。
行きつけのPINK LATTEでパーカーと長袖Tシャツ2枚で2200円くらい。激安!
PINK LATTEは、アパレル「ワールド」のジュニア向けブランドだ。安くて流行りの服が買えて、わが家は重宝している。
そのワールドも、コロナ禍のあおりを受けて358店舗が閉店する。
私の好きだったブランド、hashashやOZOCも対象店舗だ。
そもそも、繊維メーカーは不況に弱いと言われているし、リモートワークなどで服離れが進んだのも一因だろうか?
20代の頃、私は、いかに人と違う格好をするかに取り憑かれていた。
実家は貧乏だったが、母親は洋服に異常に執着していたため、私にも歳に不相応なハイブランドを買い与えるような人だった。
花柄が好きでKENZOをよく買っていた。
最初は小物、徐々に服を買うようになった。
冷静に考えたらありえないくらい高くて、セールで上下5万は下らないのだ。
母親は、貧乏というコンプレックスの裏返しのようにハイブランドを買い漁っていた。
私は長い間、人と違う格好をしていたが、
最終結論は、ド定番+流行が世間的に受けが良いファッションだと理解した。
そして、定期的な美容院と少しのメイクでおしゃれに見える。
どんなに高い服を買っても、保存状態が悪いと数年しか着られないという矛盾と「高かったから一生捨てられない」という呪縛がかけられる。
なので、値段はできるだけ安い方がケリがつけやすくて良いのだ。
現在の私のメイン服は、しまむらとGUだ。
ユニクロは、近所で丸かぶりして以来、ボトムス以外買わないようにしている。
しまむらは、店舗ごとに1サイズ展開なので、丸かぶりすることがないのでGood。
GUは薄利多売なのでさすがにかぶることはあるが、上下フルセットで着ないように心がける。
アパレルメーカーは、オンシーズンにセールという、不思議な仕組みだ。
例えば、夏真っ盛りに夏服を買う。冬も同様。
セールを見込んで価格が盛られているので、80%オフでも元が取れるのだ。
服は、ブランドという"服"を着て、同じような商品に違う価値を与える。
安さだけではなく価値で、価格に見合い、身の丈に合ったものを選びたいものだ。